文字列の左だけを取りだしたいときはLEFT関数を、
右だけ取りだしたいときはRIGHT関数、
一部を取り出すときにはMID関数が便利です。
3つの関数とも文字列を操作関数です。
入力されているデータが数字であっても文字列ですので、計算や値に関する関数を使用するとうまく表示されない場合があるので注意が必要です。
入力されているデータが数字であっても文字列ですので、計算や値に関する関数を使用するとうまく表示されない場合があるので注意が必要です。
LEFT関数
左側から指定した文字数を抽出してくれる関数。
=LEFT(指定セル,左からの取り出したい文字数)
下の画像は、「値段(税金)」の文字列です。
値段だけ取りだしたいときはこのようにできます。
=LEFT(A1,7)
※値段の桁や、がいろいろと混ざっていると使いづらいです。
RIGHT関数
右側から指定した文字数を抽出してくれる関数。
=RIGHT(指定セル,右からの取り出したい文字数)
下の画像は、「値段(税金)」の文字列です。
(税金)だけ取りだしたいときはこのようにできます。
=RIGHT(A1,9)
MID関数
文字列の途中から一部を抽出する関数。
=MID(指定セル,取り出したい最初の文字が左から何文字目か指定,取り出したい文字数)
下の画像は、「値段(税金)」の文字列です。
()を外した「税金の金額」だけ取りだしたいときはこのようにできます。
・「税」が9文字目なので、9を入力。
・そこから最後の「円」まで7文字なので7を入力
=MID(A1,9,7)
MID関数で指定する文字数は、実際に取りだしたい文字数より多くても問題ありません。
下の画像の様に、全文字数がバラバラのデータ(住所)から、最初にある「東京都」以外を取りだしたいときは、取りだしたい文字数を100や1000などにすればよいのです。
=MID(A1,4,100)
バイト数を指定して取り出す関数
文字数ではなく、バイト数で使用する場合にはこちら
LEFTB関数
RIGHTB関数
MIDB関数
RIGHTB関数
MIDB関数
半角英数字は1バイト、全角文字は2バイトです。