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SSL化に伴う外部リンクと外部ツールの対応【WordPress】

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前回の続きで、WordPressでSSL化する方法です。

httpからhttpsへ!既存サイトのSSL化【WordPress】
今回は既存サイトをSSLに対応させる設定の手順です。 サーバーはエックスサーバーにて説明。 こんな方が対象になります。 ・2017年10月25日以前にサーバーにドメイン設定をした ・既に記事を投稿している ・画像をwordpressにアップ...

今回は、外部リンクのhttps化とSSL化に伴う外部ツールの再設定を紹介します。

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1.外部リンクのhttps化

内部リンクを「https」に変更しましたが、外部リンクも「https」になっていないと、混在コンテンツとなり注意表示されます。

主な外部リンク

・他のサイトのURL、画像URL
・動画(YouTubeなど)
・ブログランキングのバナーなど
・広告のバナー(A8.net、リンクシェアなど)
・各SNS

外部サイトがSSL化済みの場合

 

外部リンクの提供元がSSL化対応済みであれば、「https」に置き換えるだけで問題ありません。プラグイン「Search Regex」を使用して簡単に置き換えられます。

SSL化されていない他サイトのリンクを「https」にすると、リンク切れを起こす場合があるので、SSL化されているか確認してから置換しましょう。

外部サイトがSSL未対応の場合

 

外部リンクの提供元がhttps未対応であれば、リンクを外すか、httpsに対応している別の提供元に変更することが望ましいです。

 

ブログランキング系のバナー貼替え

 

人気ブログランキングやブログ村などのバナーの貼替えが必要になります。

・自サイトに貼っているリンクバナーの貼替

・各ランキングサイトで自サイトの登録情報を編集(httpsへ)

 

広告のバナーの注意点

 

こちらも他の外部リンクと同様、アフィリエイトサービスサイトがSSL対応したバナーなどを提供していれば、httpsのバナーなどに変更すればOKです。

・A8.netのように、全てSSL対応済みであれば、プラグイン「Search Regex」を使用して「https」に変更可能。

・一部対応済みのアフィリエイトサービスサイトであれば、貼りたい広告が対応されているか確認が必要。

・一部対応済み、又は対応されていない場合は、他のサービスサイトに移行など検討が必要。

・リンクシェアの場合、SSL化されているが、画像URLが「http」のままだったりします。テキストタイプの広告にするか、リンクビルダーを使うか、別の他のサービスサイトに移行など検討が必要。

 

・各ASPのサイトで自サイトの登録情報を編集(httpsへ)

 

 

以上で常時SSL対応が完了します。
内部リンクと外部リンクを全て「https」に変更すると、混在コンテンツの表示がなくなり、全てのページがSSL化されたことになります。

SNSのシェア数

 

SNSのシェア数は、別URLと認識されるためゼロになります。

 

※『SNS Count Cache』プラグインの設定、「HTTPからHTTPSへのスキーム移動モード」を有効にすると数字が復活するようです。

私の場合は「無効」のままでSSL化後にゼロになりましたが、数日後に気づいたらシェア数が復活していたことがありました。ただ、数字があいまいだったので復活ではなく、普通にシェアしてくれた人が増えただけかもしれません。

 

 

2.外部ツールの再設定

サイトのSSL化が完了したら、外部ツールの再設定をする必要があります。
Google AnalyticsやSearch Consoleはもちろん、忘れやすいものにメルマガ設定があります。

 

Search Consoleの設定

 

Search Consoleの場合は、「https」のURLを追加します。

すでに登録済みの「http」のURLは、そのままにしておきます。

 

※画像は新しいバージョンのSearch Console

左上にある既存のURLをクリックすると、登録しているURL一覧が表示されます。一番下の「プロパティを追加」をクリック

 

httpsのURLを入力して「続行」を押すと完了

 

追加されたら、

・新しいURLでサイトマップを送信
※プラグインを使う場合、設定で新しいURLになっているか確認してから送信
・クロールの「Fetch as Google」でインデックス登録
入力欄に何も入力せず「取得」ボタンをクリック
結果一覧の「インデックスに送信」をクリック
「このURLと直接リンクをクロールする」をチェックして送信

完全に反映されるまでに時間がかかります。

 

「Fetch as Google」は旧バージョンのSearch Consoleを使用
新バージョンではまだサポートされていない機能のため

 

Google Analyticsの設定

登録した自サイトのURLをhttpsに変更します。

変更箇所は2つ「プロパティ設定」と「ビュー設定」。

 

左下の「管理マーク」をクリック
プロパティの項目の「プロパティの設定」をクリック

 

「デフォルトのURL」でhttp://かhttps://を選ぶことができます。
「https://」を選択し、下の「保存」をクリック。

 

プロパティ項目の→にある「ビュー」項目も同じく「https」に変更して完了です。

 

Search ConsoleとGoogleアナリティクスを紐づけ

 

再度、新URLで紐づけが必要になります。

Googleアナリティクスの「管理」「プロパティ設定」「すべての商品」
Search Consoleの「リンク設定を変更」をクリック

 

 

既に紐づけされている「http」のURLは「削除」。
「追加」をクリックし、URL一覧が表示されたら「https」のサイトをチェックし「保存」で完了。

 

完了するとSearch Consoleよりメールが届きます。

 

 

常時SSL化後のメルマガ設定

SSL化後に忘れがちなメルマガの設定です。設定していないとメルマガ登録時にエラーがでたりします。

各メルマガで設定しているURLを「https」に変更する必要があります。

 

「基本設定の編集」や「各種設定」、「システム設定」などから、実行ファイルのパスをhttpsに変更するだけです。

「CGI設置URL」でhttpsにするだけでいいメルマガサイトや、各実行ファイル(〇〇.cgiなど)のフルパスを一つ一つhttpsに変更しなければいけないメルマガなどいろいろです。

 

 

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